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『秋もたけなわ』 Written by Takumi


ひょんなことから政界を追い出されたヴィク&ユー。
金も地位も失った彼らが身を置くのは、小汚い四畳半一間のアパートだった。
だがどんなに小さな家でも、そこは彼らの愛の巣。
抜きつ挿られつと日々愛に励む2人は、これまでにないほど満ち足りた生活をしていた。
そう、あの日。
秋も間近となった薄ら寒いあの日が来るまで……。

「ただいま」
「おかえり。先にお風呂にする?それとも夕飯?」←新妻ユー(笑)
「お前に決まってるだろ」←そして決して外さないヴィク(笑)
「……ぁ、ん…ヴィクトール、それってお約束すぎ……」
「お前がこんな格好してるから悪いんだ」
「でも…ん、もうそろそろ寒いし、裸エプロンは…っ、勘弁してくれないかな」←年中裸エプロン
「お前次第でと言いたいところだが、百歩譲って今後は毛糸のエプロンで許してやろう」←全然譲ってません(笑)
「……結局裸エプロンからは逃れられないんだね」
「お前だって好きなくせに」
「そりゃそうだけど…くしゅっ」
「なんだ、風邪か?」
「そりゃ年がら年中こんな格好してたらね」
「なんだかんだ言ってるうちにもう秋だな」←何気に話題を変えるヴィク(笑)
「そうだね」
「俺達が政界から追いやられてかれこれ…1年が経つな」←実はそのぐらい経ってたんです
「……うん。その間誰も迎えに来てくれなかったけどね」←さりげなく嫌味を言うユー(笑)
「それは言わない約束だろ」
「ごめん…あ、でも今日隣の新聞広告で見かけたんだけど」←当然のように隣の新聞を読むユー(笑)
「ユージィン、いい加減早朝隣の新聞を盗み見るのは止した方が良いと思うぞ。俺は今朝あそこの旦那にそれとなく注意を受けた」←強者の旦那だ…
「え、なんて……?」
「おたくの奥さん、尻のほくろが可愛いねって」←変態じゃねーか(爆)
「……それ、本当に注意?」
「その格好のまま外に出るのは止めろって言ってるだろ」←言わなくてもわかれよ(笑)
「だって、いちいち着替えるのが面倒なんだよ」
「俺以外にその身体を見せるなと言ってるんだ。お前を視姦して良いのは俺だけだろ」
「ヴィクトール…」←うっとりとこの後の展開を夢見て頬を染めるユー
「で、その新聞広告で何を見たんだ」←あえてそれを無視して話を進めるヴィク(笑)
「あ、うん。求人広告なんだけど、士官募集だって。経験者は優遇するみたいだから君挑戦してみたら?」←経験者っつーか、元幹部?(笑)
「馬鹿か…俺達が一体なんのためにこんな貧乏生活をしてると思ってる。試験なんか受けに行ったらそれこそスキャンダルだろうが」←しかしそもそも彼らはなんのために政界を追われたんだろう…
「だからその辺はエーリヒにでも頼んで裏で巧く……」←いつだって貧乏くじのエーリヒ(笑)
「ちょっと待て。お前、まだ奴と関係してたのか!?」←目の色を変えるヴィク
「関係だなんて人聞きの悪い…たまに連絡を取るぐらいだよ」
「たまにってどのくらいだ!前に連絡取ったのはいつ、何年何月何日何時何分何秒!?」←ずいぶんと庶民に感化されたらしい(笑)
「2263年8月31日23時31分19秒」←即答(笑)
「嘘付け!」
「……なら聞くなよ」
「貴様、その口の利き方はなんだ!」←逆切れヴィク(笑)
「あぁもう、うるさいなぁ!いくら攻めだって亭主面するのは止めてくれないかい!稼ぎだって結局は僕の給料の方が上だし、その気になったら君を抱くことも可能なんだよ!?」←なんて恐ろしいことを…(笑)
「その細腰でなに言ってる!血迷ったか、ユージィン!?」←身の危険を感じるヴィク(笑)
「あのねぇ…こう見えても僕、男だよ?モノだって一応標準以上なんだからね!」←らしい…あくまで本人曰く
「俺のユージィンは…俺のユージィンは……」←錯乱ヴィク(笑)
「火星にいた頃はアンゲリカ相手に頑張ってたし、双子まで作ったし、そもそも精子バンクで誰もいない密室でAVビデオ片手にマスターベーションだってしたんだからね!」←ついでとばかりに全てをぶちまけるユー(笑)
「口の利き方に気をつけろと言ってるんだ!」
「だから僕だって下ネタだの放送禁止用語だのを口にすることだってあるんだよ!」
「やめろ!俺の夢を壊すな!!」←ヴィクの夢って…
「ヴィクトール…君、まさか僕がいつまでも花も恥じらう十代だと思ってるのかい?」
「わーーわーーわーー…っ!!」←大声を上げてユーのことを聞こうとしない(笑)
「僕、もう30過ぎてるんだよ。還暦の半分なんだ」←還暦は関係ありません…
「うっ…うっ…俺のユージィンは、いつまでも憂いと儚さを兼ね備えた貧乏人で…」←さりげなくボケるヴィク(笑)
「……貧乏は余計だよ」←すかさず突っ込むユー(笑)
「俺と目が合ったらいつも笑ってたんだ…すごく、可愛く笑って……」
「いつの話だか」
「友達になりたいと…思ったんだ。半身のように、いつまでも……」←別人ヴィク(笑)
「……ヴィクトール。君、自覚してないのかい?」
「なにをだ……」←微かに目が潤んでる(笑)
「今の君、すごく可愛いよ」←その頬をそっと包み込んで上向かせるユー
「嘘付け。みっともない…こっち見るな」←その手を無理矢理外し、俯くヴィク
「ねぇ…今なら僕、君を抱けると思うんだけど。抱いても良いかな?」
「馬鹿言うな」←言う割に声は弱々しい(笑)
「うん、決めた。やっぱり抱くね」←人の話聞いてないし(笑)
「ふざけ…ちょ、待てユージィン!貴様どこまで本気…っ、手を入れるな!」←どこに…ナニを……
「大丈夫だって。優しくするから」←満面の笑み(笑)
「そういう問題じゃないだろうが!良いから待て!落ち着けユージィン!!」←正気に戻るヴィク(笑)
「僕は十分落ち着いてるよ。だからほら、手ぇどけて。心配しなくても君がいつも僕にしてくれることじゃないか」
「それはそうなんだが……ぁ、ん…」←思わず出てしまった喘ぎ声
「うわ、君喘ぎ声可愛いねぇ」←感心した声で(笑)
「ばっ…そんなこといちいち口にするな!」←真っ赤になるヴィク、既に生娘状態(笑)
「だってほら、感度も良いし…こことか、好きだろ?」←どこ?
「ッ…く、ぅ…」
「ふふ…もうこんなになってる。後ろは…どうかな?案外開花しちゃうかもね♪」←そんなに明るく言われても…
「馬鹿…言う、な……あぁ、」
「声、出して。我慢すると体に悪いよ?」
「……ふ、ぅ…早く、抜け…」
「やだなぁ、君の方が締め付けてきてるのに。ここは抜いてほしくないって言ってるよ?」←あぁぁ…攻めユー(爆)
「良いから、…ん、抜けと言って…ぁ、ん…っく!」
「あ〜あ…指一本でイッちゃったね。意外と早漏なのかな?」←追い打ち(笑)
「貴様……」
「それとも案外この道でやっていけるとか?士官なんかにならないで、いっそのこと僕と一緒の店に働くって手もあるよね」
「俺に裸エプロンをしろというのか……」←それも有り(笑)
「大丈夫だよ。中には多少際物好きなお客さんもいるし。なんだったらマッソウ氏あたりを紹介しても良いし」←彼は何気に常連客である(笑)
「マッソウって…保安部長官!あいつの世話になんかなってたまるか!」
「でも今の土建屋するよりずっと儲かるし、案外政界再復帰の道も作ってくれるかもよ」←どんな状態でもユーはユー
「俺は地道に働くんだ!そして攻めとしてお前を…抱く!」←錯乱してなに言ってるのか自分でもわかってないらしい(笑)
「ちょっ…やだ、リバーシブルってなんか不潔だよ!」←貴様がなにを言う…
「今更お前がそれを言うか!?」←その通り(笑)
「やだ…本当に今日はダメなんだよ!」
「ユージィン、お前もしかしてもう俺のことが……」←ショックを隠しきれないヴィク(笑)
「違うって!」←かなり焦るユー。愛は不滅☆
「じゃあ俺を受け入れてくれ。お前の中でお前を…感じたいんだ」←一瞬でも受けになってリリカルモードなヴィク(笑)
「ダメだって言ってるだろ!」
「ユージィン……」
「下痢なんだよ!」←真っ赤になりながらの告白(笑)
「……は?」
「だから下痢!君の昨日の精液、ちゃんと洗わなかったから下痢になったの!」←あの液、効果は絶大らしい…
「じゃあ前半俺を犯そうとしたのは……」
「ぶっ…ノリだよ、ノリ。嫌だな、本気にしたの?」←ノリでヴィクを抱けるユー…最強キャラ(笑)
「〜〜〜〜〜〜ッ!!」←言葉が出ないヴィク(笑)
「あ、あとやっぱり士官募集、応募しててね。じゃないと僕、いい加減1人で復帰しちゃうから」←笑いながら三行半予言(笑)
「貴様〜〜ッ!!」←いつだって弄ばれるヴィク(笑)


もうナニがなんだかわかりません(笑)
というか、四畳半がリクエストになる時点でおかしかった……。
そして考えに考えた末に出たネタはリバーシブルだし(爆)
もう少しまともなネタはなかったのか…例えば2人で鍋を囲むとか、養子縁組を組むとか……(笑)
まぁ、そんな普通のネタはまた次回にでも引き延ばすとして。
ユージィン×ヴィクトールって皆さん的にはどうなんでしょうね?
書いてる側としてはヴィクの喘ぎ声を考えるのが大変なんで、できればご遠慮したいんですが(笑)
でも少しでも楽しんでもらえれば幸いm(_ _)m

 

 

 


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