BV3「緑を継ぐ者と海へ還る少女」感想

 

もう皆さんご存じかと思いますが、コバルトのHPでは現在、今回の表紙イラスト壁紙がDLできます。
早速俺もDL&設定してみました。
……PC立ち上げるたびにビビリます。
やーでも今回の表紙は本当に綺麗で素晴らしい!
ビビリながらも、毎回PC立ち上げる度に幸せに顔がにやついてきます。
で、新刊「ブラック・ベルベット−緑を継ぐ者と海へ還る少女−」読み終わりました!
全部読み終わって初めて、今回の長いサブタイトルの意味を理解したという感じ。
でも前者の緑の君は…えっと、そんなにキーパーソンだったの!?
あとで語るけど、もう俺の中では彼のイメージ、某アニメキャラなんだけど。
と言うわけで、ザッとではありますが今回の感想いきます!

今回の新刊、なかなか分厚くて嬉しくなりますね。
しかも人物紹介のイラストが一新!
うわ…ハルさん地味〜!!<同意見多数…のはず
こ、こんなに地味でしたっけ?なんかほら、説明文がないとまるっきり「男やもめ」なんですが。
そして隣のシュトラールがそんな彼に恋したアパートの隣人、みたいな(笑)←いきなりBL妄想ですか…
や、でもキリはまたすっげー可愛いし、なによりシルヴァーナさんの顔が拝めたのが嬉しい!
彼女に関しては、前回イラストに登場しなかったからものすごーく気になってたんです。
たとえヴァルカーレと瓜二つだと説明されてても!
こんな風に、今回は色々とイラスト初登場なキャラがいて、その度に「えぇ!?こんな顔なの!?」と驚いたりときめいたり。忙しかった〜。
で、いざ本編の感想はというと、なんというか…内容が完璧なぐらい面白いので、読みながらなぜか無性に変な方向に妄想が突っ走っていくのが自分でも良くわかりました。
と言うわけで、今回は真面目な感想は他の方々にお任せするとして、俺は俺でその妙ちきりんな妄想にいかにして本編から飛んでしまったのかを事細かく説明しようかと。
……普通の感想が良いですか?
いや、でもとりあえず駄目もとで俺の妄想も聞いてくれよ。そして一緒に萌えてくれよ(笑)

@ジョンの顔、お披露目
今回挿絵の中で何が一番驚いたって、とっぱちの挿絵がレインボウで「うお!」とビビらされたのは俺だけじゃないと思うんだけど。
それより何より、私的にジョンの顔にたまげました。
想像と違った!なんかアジア系だねぇ!しかも眼鏡にオールバックか!あーなんか神経質そうな感じが良いねぇ!!
……っていうか、なんだその泣きぼくろぉぉぉーー!!!
私的に大興奮です(笑)
密かに前回、ジョンとレインボウの関係であれこれ想像してたので(一見レインボウはファナとデキそうだけど、実のところ既にジョンとラブラブvみたいな)今後更にその妄想、もとい想像に拍車が掛かりそうです。

Aジョンの妙な柄のネクタイ
たぶん「妙な」ってのはファナ主観の感想だから、きっと世間的にはそれほど変な柄は付けてないと思うんだけど。
私的にこの文章読んだ瞬間、「富士山・茄子・鷹」柄のネクタイとか「招き猫」柄のネクタイをしたジョンが目に浮かびました。
しかもプレゼントの主がレインボウあたりだと、すごく嬉しかったりします(笑)

「おい、レインボウ…テメーこの妙ちきりんなネクタイは一体何なんだ?」←真っ赤なラメ地に鬼瓦柄
「ボスに似合うと思って♪」
「お前の趣味が悪いのは前々からわかってたが、まさかここまでだったとはな…」←フーとため息をつきつつ
「ままま、騙されたと思って、ほら、ちょっとつけてみて下さいよ」←笑顔で勧めるレインボウ
「……ちょっとだけだぞ」←一応好意は嬉しいので恥ずかしがりながらもつけてみる
「わ〜お!俺の見立てに狂いはないっていうか、ボス、最高至上に格好良いッスよ!まるで…」←以下延々と続くレインボウ節
「…そうか?」←気をよくするジョン

そんな具合に、日々ラブラブしながら妙なコレクションを増やしていってほしいものです。
ただし間違ってもレインボウがジョンにネクタイを締めてあげる、なんてシチュエーションは無しで!
主従関係は、そうおいそれと主人に手を出せないもどかしさが良いのです(=w=)
とはいえ、ジョンの変なネクタイコレクション。
上記のような妄想までとはいかなくても、どんなものか一度見てみたい気がします。
ランディ商会オリジナルネクタイとか…ないかなぁ(笑)

BBBの衣装を脱がせるシュトラール
BBの支度をするのはシュトラールという記述がありましたが。
もうそれだけで妄想の世界にダイブ完了!って感じです(笑)
しかもいわゆる「神父…」「駄目だ、シュトラール…ッ!」みたいな展開じゃなく。

「あー…今日も疲れたなぁ」←バサッと着物を脱ぎ捨てるハル神父
「神父!ちょっと待って下さい!あぁもう、衣装は手洗いとクリーニングに分けなきゃいけないって、いつも言ってるじゃないですか!」←慌てて世話をするシュトラール
「えー…だって面倒臭いよ」
「だってじゃありません!あ、ちょっと、網タイツは丁寧に脱がないと穴が空くっていつも言ってるでしょう!?」←そして細かい(笑)
「ボンレスハム〜」←網タイツを肌に密着させるハル神父
「下らないことしてる暇があったら、せめて脱いだものは畳んで下さい!」←青筋立てて怒るシュトラール

みたいなノリで(笑)
ハルさんやシュトラールの口調がめちゃくちゃで申し訳ないですが…つーか、この2人、本編でまともに2人きりで会話したシーンがあるんだっけ?
何か常にキリだのロキシーだのが同席してて、素の会話がないので全くその辺りの様子が伺えません。
だからって、上記のような口調もねーだろって感じだけど。
ノリで楽しんで頂ければ幸いです。

Cパトラッシュ
後半の、緑の人との戦いのシーンは風呂上がりに読みました。
正直うとうとしながら読んでたんですが、そのせいか、頭が妙な風に文章をアレンジしてたらしく。
キャラダインの聖武具「バトラックス」を途中まで素で「パトラッシュ」だと思ってたよ!(死)
でもパトラッシュのままで読んでもあまり違和感のない本編がこれまた素晴らしく。
たとえば…。
「怒りのままに、キャラダインはパトラッシュを振り回す。その小さな体のどこにそんな力があるのか、パトラッシュはまるでコマのように、キャラダインの周囲を旋回した」
……俺の頭の中では、もはや犬と少年が戯れてる図にしか見えなかった(笑)
そしてようやくここでおかしいと気づいたわけですが。
なんかもう、せっかくの聖武具も俺の中ではもはや犬。
勘違いって怖いなぁ…と思った次第です。

Dシュトラールの変身シーン
誰もが思ったと思います。
あの変身シーン。
「キューティーハニーだ!」と(笑)
しかも俺の中では、ちょっとお茶目なグラハムさんがメンテナンスの時に色々手を加えて…。

「師よ、神よ、禁をおかすことをお許しください!」←変身のため格好良く飛翔するシュトラール
「………!」←息を呑んで見守る敵
「…あ、設定戻すの忘れてました」←微笑むグラハムさん
「ッ!!み、見るなぁぁーー!!!」←ものすっごいハイレグ水着姿のシュトラール

とか(笑)
お約束なんだろうけど、なんかもう1人で想像してすげー笑ってしまった。
シュトラール…普段が普段だけに、崩した時のギャップが愉快でたまりません。
そして俺の中でのグラハムさんは、本編以上にお茶目度がアップ。たぶんシュトラールをおもちゃに、日々楽しく過ごしてるはず。

そんな感じの新刊でした(=w=)←え…
今回も色々と新キャラあり、新たな解説有りで、また改めて1巻から読まなきゃ!と思わされる内容でしたが。
そうですか、まだ序章ですか…。
そして今回はファナの死という重大なステップもあったわけですが、俺的には彼女の最後がすごく穏やかだったこともあり、静かに読み終わったという感じです。
須賀さんの死の表現は毎回すごくあっさり終わるか、はたまた涙なくしては読めないってものが多かったんで、今回みたいに丁寧に静かな描写で書かれてる最期のシーンは逆に印象的でした。
きっとレインボウとかはファナの死を聞いても、ちょっと笑って「…そっか」とか言いそう。
ファナとレインボウのコンビは大好きだったんで、それが今後見れないのがすごく残念!
ファナにとって、レインボウはきっと初めて出来た異性の友達で、それ以上にお互いが似た者同士ってのを自覚してたんじゃないかな〜と思うのです。
あー…なんだ。
とにかく次巻が楽しみなのです!もう今後の展開が全く想像つかないし!
シルヴァーナの元に戻るのか、とか。
他の大主教との接触はあるのか、とか。
今回出てきた赤い人も気になるけど、個人的にシルヴァーナに関連するシーンが大好きなので、ぜひともキリには彼女の元に戻ってハルさんの元で更なる訓練を身につけてほしいです。
あと見事花になって着飾ったロキシーも見てみたい!
そりゃそうと、まだ3巻なのに早くも相関図とか名前とか、あの辺りがゴチャゴチャになりつつあります(-_-;)
うー…頑張って把握していこう。
いや、それとも既に勘違い発生!?
次は11月に血伝だから、次にBVが出るのは来年年明けぐらいか?
待ち遠しい〜!!
とはいえ、今回もすごく楽しく読ませて頂きました♪

 


 
 

 

 

 

 

 

 

戻る