BV外伝「ゴールデン・アイ」感想

 

最近珍しく、地元でも発売日に雑誌が手に入るんですよ。
嬉しいやら落ち着かないやら。
で、今回は待望のBV外伝2ですよ。主役はハルさんですよ。
雑誌開くじゃないですか。
………ハリーポッター!!Σ( ̄□ ̄;)
そう思った人、何人いるよ?
色んな意味でスタート前に度肝を抜かれました。さすが須賀作品。
しかし今回の外伝はあれですな、主役が主役だけに…言っちゃなんだが地味だ(;´Д`) 
前回がキラキラした人たちが出ずっぱりだっただけに、今回はやけに土臭いな〜という気がしたんですが。
まぁハルさんは元々そーゆーキャラだし、その対比があってこそのBVかなとも思わないでもないので…いや、でもBBならともかくやっぱハルさんは地味だよな(-_-;)
いっそ眼鏡とかしたらイケそうな気がします。いや、なんとなく(笑)

で、挿絵についてまず言わせてもらうと、ハルさんに匿われたシュトラールの挿絵をなんの知識もなく最初にパッと見た時、ごく自然に「あぁ、シュトラールは昔体を売って生計を立ててたのか」と思ったよ!!
だ、だってあの胸のトーンが!!魅惑トーン!!
傷跡じゃなく、まるっきりキスマークに見えたんだもん!!
お、俺だけ?俺だけなの!?そんなことないよね!!
だからもうてっきり…ディートン教の布教に励むハルさん→歓楽街にも足を運ぶ→どこかの建物から毛布1枚にくるまった女の子が飛び出てくる→ハッ!助けねば!と思い駆け寄るハルさん→実は男の子で彼の名はシュトラール→孤児だった彼は戦後売春宿に売り飛ばされお客を取る毎日だった→このままではいけない、と彼を身請けするハルさん→それに恩義を感じて配下に下るシュトラール…という図が!!一気に俺の中に!!っていうか、俺の妄想が一番ヤバい!止まれ、俺の活力源!!←活力源かよ!!
と言う具合に、もう大変なことになってるわけですよ、あのイラスト1枚で(笑)
だって明らかにあの挿絵のハルさん「ちょっと待ちたまえ、君」みたいな感じなんだもん!!(笑)
だから逆に本編を読んでいった時には「え…それで良いの?」みたいな。
っていうか、俺が先走りすぎ?とな。
そもそも無敵のゴールデン・アイが売春なんかしてるはずねぇっつーの。落ち着け、俺。

で、話は戻して今回の外伝。
ハルさんの聖武具が登場しましたね。黒瑪瑙。でもこれも後々話の展開に一役買いそうな感じ。
本編にまだその表記が出てないってことは、今はどこかに保管中って事?もしやシュトラールが全面管理!?
……なんかいつかの文庫の感想で書いた、ハルさんの世話をするシュトラールの延長戦みたいな光景が頭に浮かんだよ。
こう、悪を裁いたあとの黒瑪瑙をそこらにポーンと放り出すハルさんと、慌ててそれを拾い上げて「あぁもう、血のりはすぐ拭かないと錆になるって何度言ったらわかるんですか!」とか言ってるシュトラールが…すいません、早くも彼は俺の中でギャグ担当です(-_-;)

でも気になってたシュトラールのハルさん呼びが「先生」であることが判明したのが収穫!
や、でもこれから何年も経ってるからあれかな…もう先生じゃないかな?ハルさんのことだから、そーゆー呼び方はやめてくれとか言いそうだし。どうなんだろう。でも「ハルさん」でもおかしいよねぇ(笑)

あと今回私的に美味しかったのがエイドリアンとシュトラールの関係!あのシュトラールの尻を蹴られるエイドリアンに…っていうか、エイドリアンっつーとどうしてもロッキーを思い出すんだけど…まぁ、ともかく色々と夢見させてもらったわけですよ。
グラハムさんには頭が上がらないシュトラール…良い(=w=)
願わくば現在までもその関係図は続いていますように。

そんな感じで、あんまり感想らしい感想じゃないですが<もはや半分妄想…
今回の外伝は結構あっさり読ませてもらいました。
ただ3人の過去というか、関係のはじまりが読めたので今後本編を読む時にちょっと今までと違った風に読めるかな、という期待があります。
でも外伝3本立てと思ってたのに、今回ので一旦終了みたいで…文庫化する時はどうするんだろう?書き下ろしでもう1本?それともまたいつか外伝1本書くとか?
何はともあれ本文・挿絵共に楽しく読ませてもらいました。
次はついにBV4ということで、今からまた発売日が待ち遠しいですね。
そんな感じで、今回のコバルト感想は終了!

 


 
 

 

 

 

 

 

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