Thank you St. White Day!
Have a Good Time!

白い日、長屋で……』 Written by Takumi


「金だ、金!」←アロハシャツ・金ネックレス・短パン・草履着用のサル(笑)職業ヒモ(笑)
「あんた、またパチンコかい!?」←内職(薔薇造花作り)の手を中断して吠えるラクリゼ(笑)
「うるせぇ!ガタガタ言う暇あったらとっとと働けってんだ!」←えぇい、とばかりに蹴倒す(笑)
「ああっ……このろくでなし!あんたなんかと一緒になったのが間違いだったんだよ!」←エプロンで涙を拭きながら(笑)
「なんだと……その誰かさんの稼いだ金で生活してんのはどこのどいつだ!」
「ああ私だよ!悪かったね!」←開き直りラクリゼ(笑)
「だいたいテメーがそんな中途半端な身体してるから悪いんだろーが!」
「こんな私でもいいって言ったのはあんただろ!今更文句言うんじゃないよ!」 
「やるのか、こら!」
「やってやろうじゃないの!」
ピンポ〜ン
「ちわ〜、流血宅配ですけど〜〜。お荷物お届けに参りました〜〜」←タイミング悪く入ってくる配達屋の兄さん(笑)
「……あぁ?荷物だと……中身は?」
「えっと……あ、収納ボックスです。この間深夜にやってた通販の」
「…………収納ボックスだと?」
「ええ、数が多いんでまだ外に置いてるんですけど……なにか?」
「テメー、なに勝手にこんな物買ってんだよ!」
「だ…だって4つセットで購入者にはその上もうあと4つも付いてたんだよ!なのに全部でたったの一万円なんだよ!買わないとなんか損じゃないか!」←その気持ちわかるぜ!(T-T)
「バカ野郎!4つしか必要ないのに、倍もらってどうするんだよ!」←あんたの気持ちもな!(笑)
「お買得商品ねって客席の皆さんも驚いてたんだから!」←いや、あの連中は信用できないよ(笑)演技臭すぎ(笑)
「ああいう番組のお客は全員サクラなんだよ!そんなことも知らないでなにやってんだ!」
「でも中身だってよく見える透明タイプだし、蓋の色だって全部違うからどこに何を入れたか一目瞭然なんだよ!便利じゃないか!」←という売り文句(=w=)
「便利だろうが安かろうが、そんなでかい箱8個も一体どこに置こうってんだ!わかってんのか、お前。四畳半だぞ、ここ!」
「わかってるよ!毎晩あんたのうるさいいびきが聞こえるからね!」
「誰もそんなこと言えって言ってねーだろーが!だいたいお前の歯ぎしりだって大迷惑じゃねーかよ!」
「あ…あの……」←身の置き場のない配達兄ちゃん(笑)
「なんだ!」←勢いのまま怒鳴りつけるサル(笑)
「そちらの事情はわかりましたが、こちらとしても商品を受け取ってもらわないことには……まだ他の配達も残ってますし……」
「ほら、どうすんだよ!」←イライラとラクに解決法を求めるサル
「うるさいね!私がなんとかするからあんたは黙ってな!……で、どうしろって?」
「あ、はい……えっと、ここにサインを。なかったら拇印でも結構ですので……」
「ひゃはは……悪いな、こいつにボインはねーんだ」←サルギャグ爆裂Σ( ̄□ ̄;)
「バカなこと言うんじゃないよ!一体どこまで自分のバカッぷりを披露したら気が済むんだい!?」
「なんだと、テメー胸もないくせになに正統派ぶってんだよ!」
「胸なんかシリコンでもなんでも入れたらいつでもお気軽に出来るんだよ!」
「ほ〜う、なら今すぐ作ってみろよ!」
「金さえあればっつってんでしょ!そんな簡単なこともわかんないの!?」
「いい加減にしろよ、テメー」
「なんだい、また暴力に訴えるつもりかい!そっちがそうなら、こっちだって方法はあるんだからね!」←暴力亭主サル(笑)最悪この上なし(笑)
「あ、あの…奥さんどうか落ち着いて……」←仕方なく仲裁する配達兄ちゃん(笑)
「奥さん!?悪かったわね!どうせ私はまだ独身よ!っていうか、結婚なんて法が認めてくれないわよ!それなら養子に入れって?そんなこと、あんたに言われる筋合いないわよッ!」←どこまでも突っ走るラクリゼ(笑)
「い、いや…誰もそんなことは……」
「テメー、なに人の女泣かせてんだよ!」←自分が虐めるのは良いが、人が虐めてるのを見ると切れる典型的タイプ(笑)
「いえ、ですからそんなつもりは……ほら、猿も木から落ちるって…だからたまたまで……」←ドツボにはまる兄ちゃん(笑)
「なんだと!テメー、その諺は俺のことバカにしてんのか!どうせ俺の名前はサルべーンだよ!小学校の時はあだ名が『サル』だったよ!悪いか!」←サルの過去が明らかに!(笑)
「あの……ごめ…許してください………」
ピンポ〜ン
「ちわ〜、ビバ宅急ですけどお荷物……って、どうかしましたか?」←救世主登場☆
「グスッ……な、中身はなんなの……?」←涙でボロボロになりながらも中身を聞くところがラクリゼの強いところ(笑)
「中身スか?えっと、言っていいのかな……寄せて上げるブラみたいですけど」
「…………え?」
「ついでに言うとお祝い物扱いになってますよ。送り主は……サルべーンさんです」
「サルベーンって……あ、あんた……」←あまりの驚きに涙も止まったラクリゼ
「チッ……だから今日は家にいたくなかったんだよ……」←赤面するが、顔が黒くて判別付かないサル(笑)
「でもなんで……」
「今日ってホワイトデーだろ。お前、忙しくて覚えてなかったかもしれないけどな」
「しかもブラって……」
「ああ、お前毎晩気にしてただろ…俺はかまわねーっつってんのにさ。だから形だけでもと思って……って、なに泣いてんだよ!」←その前も泣いてたよ(-_-;)
「だ、だって…嬉しいじゃない……あんた、もう私のことなんか飽きたんだろうって思ってたから……」←三流ホモ小説みたいな展開ね(爆)
「バカ、飽きるぐらいなら最初からSP辞めてまでお前と一緒になってねーよ」
「サルベーン!」←たまらず抱きつくラクリゼ。表現法はアメリカ人並み(笑)
「うわっ……バカ、人が見て……」
「そんなことどうでもいいんだよ!ああもう……一生離れないからね!」←チュッチュッと盛大に(笑)
「俺もだよ、ラクリゼ……」
「………………丸く収まったところで、サインお願いします」←恨めしげな宅配兄ちゃん(笑)
「お、おう!兄ちゃんにも世話掛けたな……」←さすがに気まずいサル(笑)
「…………仕事ですから」←このあと人間不信になっただろうな(笑)


わ〜、なんだかとってもWデーチック♪←撲殺
もうこれはどこから言い訳すれば良いんでしょうね……(-_-;)←言い訳か(爆)
バレンタイン後に風呂で思いついたネタだったんですが……ちょっと飛ばしすぎたな(爆死)
でもラクリゼが去勢されて女になった説は、俺的にかなり前からプッシュしてたんですが(笑)どうでしょう?ダメ?(笑)
なにはともあれ、少しでも楽しんでいただければ幸い。
世のお嬢さん方、頑張ってくださいm(_ _)m←イロイロと

 

 



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